ふるさときゃらばんに、地球温暖化を何とかしよう!というメッセージをこめたミュージカルを創って欲しいという、そんな声が最近いくつも寄せられて来た。 地球温暖化の問題は、あながちサミットのテーマだからというだけではなく、サミット後も、現実に私たちがいっそう考え行動しなければならないテーマとなるに違いない。 私たちにミュージカルをつくれ!という声は、ふるきゃらなら、きっと面白くて、楽しくて、そして胸にこたえて、考えさせてくれる舞台をつくってくれるに違いないという期待の声でもあると思って受けとめた。何せふるきゃら応援団からの要望なのだから…
とりあえず、新しいエコ・ミュージカルのタイトルは、「ホープ・ランド」とした。希望の大地といったところである。 また物語を考えるにあたって、脳裏をよぎったのは、宮沢賢治の『グスコーブドリの伝記』に出て来るイーハトーブと、ピーター・パンのネバーランドだった。 大人と子供が一緒に観るミュージカルをつくるのは、なかなか大変でもあり、たのしいことでもある。自分が大人になったり子供になったりという作業をしなければならないことだからである。
ともかく、これからガンバッテつくるのだから、どんな物語がとびだすか私にもわからない。だが、私自身ワクワクしているのだから、期待してもらっていいと思う。
地球の温暖化によって海の水位があがると、国そのものが海に呑みこまれてしまう島国がある。 一方ニッポンの山間部では過疎で住む人が居なくなり、ムラや棚田が廃墟となり山里が荒れ果てている。 住むところをなくした南の海の人々が、ノアの箱船のような船で冒険し、ニッポンの廃墟のような山間の地にたどりつき、山間地に居残ってくらす人たちと美しいニッポンらしい山里を再生してゆくものがたりもいいなァと考えている。 夏には、きっとたのしい舞台をお届け出来ると思う。 脚本家 石塚克彦 (「ホープ・ランド」チラシより転載)
7月中部地方を皮切りに、8月中旬まで関西、東京で上演予定。 公演日程は詳細が決定次第UPします。 お楽しみに! |